愚者の楽園II
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Profile
Azzz
別名:東東東
 愛知県生まれ、大阪在住。
 好きなものは、うまい酒と、うまい料理。まだ誰も見たことのない景色。
 技術ネタはかなり好き。

 理系機構という狂的科学ネタの企画をしています。
http://www.rikei.org/

 2007年7月以前の日記はこちらから。
 2006年以前の日記はこちらから。

2007/01/29カウント開始。
 カウンターは、2007年7月以前の日記から通算(2007/08/26移行)しています。


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2007/09/02 :: 昼行灯の会
行ってみた。

 民族音楽系の友人が、奈良の奥地(平群町)で、昼行灯の会という名の呑み会を開くというので、久しぶりに行ってみた。場所は、近鉄生駒線 平群駅からすぐのオーガニックカフェ イマジンというお店。料理がおいしくて、なかなか素敵なお店だ。

!!$img1!! 料理はこんな感じ。どれも優しい味で、とてもおいしい。会費千円で、この味なら文句はなにもない。おいしい御飯というのは、それだけで人生を幸せにしてくれるのだ。その後は、うだうだと、とりとめもない話をして、酒を飲みまくる。私が持っていった新潟第一酒造謹製 越の白鳥 辛口にごり酒も、すぐになくなってしまった。酒飲みにはこの味がわかるんだなあ。やっぱりおいしいもんな。にごり酒だから濃厚なのに、辛口で、後味がすっと切れるという感触というのは、他の酒にはない特色だし。おかげでへべれけになってしまいましたよ。
!!$img2!! おいしいお酒は、すぐになくなってしまいました。なんとかして、最後の一滴を搾り取ろうとしている人がいたのは、うまい酒と認めてくれた証拠なので、とても嬉しいのです。料理の蒟蒻のピリ辛煮とちょうど良い感じの相性で、とても幸せでした。

 それから、さらに呑みまくって、音楽やらなにやらで、楽しい時間が過ぎていって、帰宅の時間。ちょっと名残惜しいが仕方ないのです。結局、難波で帰るのがしんどくなったので、あきらめてカプセルホテルへ。
 酔っ払って、気持ちよく就寝。


参考サイト:
オーガニックカフェ イマジン
http://organic-cafe.sakura.ne.jp/imagine.html


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2007/08/25
殯の森と舞台挨拶 (奈良紀行その1)
初めて、実物の河瀬直美監督を見た。

 朝起きると、午前八時。ちょうどよい時間。今日は、河瀬直美監督河瀬直美監督の舞台挨拶があるので、ワーナーマイカル・シネマズ高の原まで、殯の森という映画を見に行くのだ。

 途中、ちょっと道に迷ったりもしたけど、なんとか上映時間前に到着。客の入りは、6割程度か。初日で舞台挨拶があるというけど、思ったより少ない。やっぱりこの系統の映画は、マイナージャンルだもんなあ。仕方ないか。

 映画が始まる。隣の老人(男)が、上映中に何度も携帯を見ている。画面の光が漏れないように、手で隠して、少しは配慮はしている様子であるが、上映中に携帯を弄くるというのは、何事であるかと思う。途中で電話がかかってきたらしく、クライマックス付近で、会話しに外に出て行くし。そして、映画が終わる前に戻ってくるし。いい年になっても、他のお客さんの迷惑がわからないのだろうか。だいたい、上映中は携帯電話の電源を切るのがマナーでしょうが。
 はっきりいって、不快。

 閑話休題。映画がはじまると、いきなり葬列のシーン。緑の中を、葬列が行く。この作品のテーマになるは、死であると直感させられる。その後、グループホームのシーン。民家を改装してグループホームにしているのであろうと思われるその場所では、生と死がないまぜになっている。ドキュメンタリー風の撮り方に、虚構と現実がクロスする面白さを感じる。あまり書くと、ネタバレになるので、具体的に書くのはこの辺で止めにしておきます。
 それはさておき、河瀬監督の淡々とした映像は、とても好き。なにがいいのかといわれれば、間とか、雰囲気としか、いいようがないのだけど、それがとても素敵。この雰囲気を言葉で表すこと自体が、その感情の純粋さを捨て去る行為のように見えるような、淡々とした素敵さ。そういうのが、私は好きなんだな。

殯の森と舞台挨拶 (奈良紀行その1) 映画が終わり、河瀬直美監督の舞台挨拶がはじまる。主演のうだしげきさんも来ていたので、ちょっとうれしい。
 舞台挨拶では、撮影時のエピソードがいろいろ語られた。例えば、こんな話だ。
 奈良市の田原地区で撮影された。地元の人たちがとても協力してくれた。主演のうださんが、地元の人たちが提供してくれる食事があまりにおいしすぎて、どんどん血色がよくなっていった。でも、撮影としては、やつれていってもらわなくては困るのに.....。仕方が無いので、一日中ただ山の中を歩き回って、主演の二人にはやつれてもらった。監督は、そのやつれていく姿に感動して、カメラマンにあんなに役者ががんばっているのに、私たちにできることはあまりない。だからベストショットを撮ってくれと泣きついた。それが、大杉のシーンの少し前。そして、その大杉のシーンを境に、主演の二人の心が近づいて、真千子はしげきの心境を理解するようになっていく気がする。

 あまりに書きすぎると、ネタバレになるので、ここら辺にしておこう。

 一つ思い出したので、書き加えておきます。
 うださんが語っていたことで、印象に残ったのは、この映画の撮影の途中に、生と死の狭間を何度も行き来したような気がするというような言葉です。生者と死者の間の境界の曖昧さを垣間見たこの映画を象徴しているような言葉だと思いました。

 河瀬監督が、奈良女子大学近くでやっている、うだしげきさんのやっている喫茶店(ならまち文庫 古書喫茶「ちちろ」)について、「コーヒーはあまりおいしくない」と笑いながらいっていたのも、河瀬監督とうださんの親密さを示しているようで、とてもいいものを見た感じだ。

 最後に、うださんが私事ながらと語っていたのだけど、うださんの妹さんが現在闘病中だそうです。妹さんが、今見ているのは、映画の中でしげきが見たような、生と死の間をいったり来たりしている風景ではないかと、おっしゃられていました。
 私には、なにもできないけど、せめてうださんの妹さんの回復を祈っています。
 
 
 それはさておき、うだしげきさんのインタビューを見つけたので、二点ほどURLを書いておきます。
http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/
070702/ent070702000.htm


http://www.mainichi-msn.co.jp/tokusyu/horidashi/archive
/news/2007/06/20070620mog00m040009000c.html


 どちらもなかなか興味深かったです。


 さらに今日の日記は続きます。
 続きは、 天河大辨財天社 (奈良紀行その2)熊野本宮大社 (奈良紀行その3)へどうぞ。


参考サイト
殯の森
http://www.mogarinomori.com/
河瀬直美
http://www.kawasenaomi.com/
ならまち文庫 古書喫茶「ちちろ」(うだしげきさんの喫茶店)
http://www2.odn.ne.jp/~cdl17850/
posted at 2007/08/26 20:30:00
lastupdate at 2007/08/28 13:06:41
修正
 
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