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Azzz
別名:東東東
 愛知県生まれ、大阪在住。
 好きなものは、うまい酒と、うまい料理。まだ誰も見たことのない景色。
 技術ネタはかなり好き。

 理系機構という狂的科学ネタの企画をしています。
http://www.rikei.org/

 2007年7月以前の日記はこちらから。
 2006年以前の日記はこちらから。

2007/01/29カウント開始。
 カウンターは、2007年7月以前の日記から通算(2007/08/26移行)しています。


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2007/08/25 :: 殯の森と舞台挨拶 (奈良紀行その1)
初めて、実物の河瀬直美監督を見た。

 朝起きると、午前八時。ちょうどよい時間。今日は、河瀬直美監督河瀬直美監督の舞台挨拶があるので、ワーナーマイカル・シネマズ高の原まで、殯の森という映画を見に行くのだ。

 途中、ちょっと道に迷ったりもしたけど、なんとか上映時間前に到着。客の入りは、6割程度か。初日で舞台挨拶があるというけど、思ったより少ない。やっぱりこの系統の映画は、マイナージャンルだもんなあ。仕方ないか。

 映画が始まる。隣の老人(男)が、上映中に何度も携帯を見ている。画面の光が漏れないように、手で隠して、少しは配慮はしている様子であるが、上映中に携帯を弄くるというのは、何事であるかと思う。途中で電話がかかってきたらしく、クライマックス付近で、会話しに外に出て行くし。そして、映画が終わる前に戻ってくるし。いい年になっても、他のお客さんの迷惑がわからないのだろうか。だいたい、上映中は携帯電話の電源を切るのがマナーでしょうが。
 はっきりいって、不快。

 閑話休題。映画がはじまると、いきなり葬列のシーン。緑の中を、葬列が行く。この作品のテーマになるは、死であると直感させられる。その後、グループホームのシーン。民家を改装してグループホームにしているのであろうと思われるその場所では、生と死がないまぜになっている。ドキュメンタリー風の撮り方に、虚構と現実がクロスする面白さを感じる。あまり書くと、ネタバレになるので、具体的に書くのはこの辺で止めにしておきます。
 それはさておき、河瀬監督の淡々とした映像は、とても好き。なにがいいのかといわれれば、間とか、雰囲気としか、いいようがないのだけど、それがとても素敵。この雰囲気を言葉で表すこと自体が、その感情の純粋さを捨て去る行為のように見えるような、淡々とした素敵さ。そういうのが、私は好きなんだな。

!!$img1!! 映画が終わり、河瀬直美監督の舞台挨拶がはじまる。主演のうだしげきさんも来ていたので、ちょっとうれしい。
 舞台挨拶では、撮影時のエピソードがいろいろ語られた。例えば、こんな話だ。
 奈良市の田原地区で撮影された。地元の人たちがとても協力してくれた。主演のうださんが、地元の人たちが提供してくれる食事があまりにおいしすぎて、どんどん血色がよくなっていった。でも、撮影としては、やつれていってもらわなくては困るのに.....。仕方が無いので、一日中ただ山の中を歩き回って、主演の二人にはやつれてもらった。監督は、そのやつれていく姿に感動して、カメラマンにあんなに役者ががんばっているのに、私たちにできることはあまりない。だからベストショットを撮ってくれと泣きついた。それが、大杉のシーンの少し前。そして、その大杉のシーンを境に、主演の二人の心が近づいて、真千子はしげきの心境を理解するようになっていく気がする。

 あまりに書きすぎると、ネタバレになるので、ここら辺にしておこう。

 一つ思い出したので、書き加えておきます。
 うださんが語っていたことで、印象に残ったのは、この映画の撮影の途中に、生と死の狭間を何度も行き来したような気がするというような言葉です。生者と死者の間の境界の曖昧さを垣間見たこの映画を象徴しているような言葉だと思いました。

 河瀬監督が、奈良女子大学近くでやっている、うだしげきさんのやっている喫茶店(ならまち文庫 古書喫茶「ちちろ」)について、「コーヒーはあまりおいしくない」と笑いながらいっていたのも、河瀬監督とうださんの親密さを示しているようで、とてもいいものを見た感じだ。

 最後に、うださんが私事ながらと語っていたのだけど、うださんの妹さんが現在闘病中だそうです。妹さんが、今見ているのは、映画の中でしげきが見たような、生と死の間をいったり来たりしている風景ではないかと、おっしゃられていました。
 私には、なにもできないけど、せめてうださんの妹さんの回復を祈っています。
 
 
 それはさておき、うだしげきさんのインタビューを見つけたので、二点ほどURLを書いておきます。
http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/
070702/ent070702000.htm

http://www.mainichi-msn.co.jp/tokusyu/horidashi/archive
/news/2007/06/20070620mog00m040009000c.html

 どちらもなかなか興味深かったです。


 さらに今日の日記は続きます。
 続きは、 天河大辨財天社 (奈良紀行その2)、熊野本宮大社 (奈良紀行その3)へどうぞ。


参考サイト
殯の森
http://www.mogarinomori.com/
河瀬直美
http://www.kawasenaomi.com/
ならまち文庫 古書喫茶「ちちろ」(うだしげきさんの喫茶店)
http://www2.odn.ne.jp/~cdl17850/

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2007/08/25
天河大辨財天社 (奈良紀行その2)
ふらっと奈良の奥地へ。

 前の記事は、殯の森と舞台挨拶 (奈良紀行その1)です。

 殯の森を見て、なんとなく奈良の奥地に行きたくなったので、ドライブすることにする。とりあえず、目的地は天河大辨財天社にする。

 映画館から、ただひたすら南下。土曜日の道は、なかなかスムーズに進まない。まあ、仕方ないかと思う。

 途中、いつものように、通りがかった丹生川上神社下社で、いつものように旅の無事を祈ってお参り。もちろん、例に漏れず、現世利益を祈るのも忘れない。そして、境内でおいしい井戸水をいただく。おいしい水を呑めるのは、とても幸せだ。満ち足りた気分になる。ここの拝殿はちょっと変った形式になっていて、拝殿から山の上のほうへと屋根付の階段が長く続く。御神体が山そのものらしいので、納得のいくつくりだ。原始の信仰が洗練されて、建物を持つとこのように表現されるのだろうな。きっと。

 そして、途中の黒滝茶屋に寄る。ここの柿の葉寿司(参考画像)がうまいのである。好みはあるだろうが、穏やかで落ち着く味がとても素敵。好みでは、鯖の方が好きだな。あとは、串刺しの蒟蒻。100円。醤油で煮込んでピリ辛というのは、なかなかおいしい。こういうものを食べると、とても幸せを感じるのだ。

 さらに走って目的地の天河大辨財天社に到着。昔、 天河伝説殺人事件という映画をやっていたのを思い出す。現実の天川村はそんなに物騒な場所ではなく、山深く穏やかな時間が流れる土地だ。
天河大辨財天社 (奈良紀行その2) 手水舎で、身を清めて拝殿に上がる。そして、参拝。静寂の中に、五十鈴が低い音を立てて鳴り、拍手の音が鳴り響く。この雰囲気がたまらなlく好き。作法というものは、その所作の中に美しさを含んでいるものだと、思い知らされる気がした。
 祈るのは、ここでもやはり現世利益。それ以外にも、ちょこちょことお願いごとをする。自分にはどうにもならないことだから、せめて神に祈ることくらいしかできないか...............。

天河大辨財天社 (奈良紀行その2) 例によって御神籤を引く。ここの御神籤は、過去の調査によると凶の含有率が25%くらいあるようだ。ちなみに、私が引くと50%の確率で凶なので、天河の神様と相性悪いのかなと、思ってしまう。今回もご多分に漏れず、
日本語の筆記体(草書?)は、ちょっと苦手なので、かいつまんで読む。まあ、それなりに運がないというような内容だな。念入りに厄払いをお願いしながら、境内の木に結び付けてきた。

 まだまだ時間があるので、さらに南下する気になったので、南下してみた。

 続きは、熊野本宮大社 (奈良紀行その3)です。

参考サイト:
天河大辨財天社
http://www.tenkawa-jinja.or.jp/






posted at 2007/08/26 21:38:09
lastupdate at 2007/08/26 22:49:11
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